2013年10月25日金曜日

共通の願い

たまに、生徒さんからこんな告白をされることがある。

「聞こえた?今、オナラしちゃった」

こんな時、そのあとに続く生徒と講師の行動は、どういうわけか決まっている。
しばし黙して見つめ合い、やがて感じられるニオイの強弱を確認するのだ。

そして、そのあとに続く彼らのセリフも、どういうわけか決まっている。

「・・・先生も、したことある?」
「あなたと一緒のときはしたことない」
「他のときは?今までの人生全部だったら?」
「生きてりゃ誰だってするわ!」
「え~、似合わない」

似合う・似合わない、の問題ではなかろう、と思ったり、
『似合う』よりは『似合わない』と言われる方がマシだろうか、と考えたりしていると、
そのあと更に続く彼らのセリフも、どういうわけだか、判を押したように同じである。

「どんなニオイだろう、嗅いでみたいな。今してみてください」

どういうわけか生徒たちに共通する、こんな願いを叶えてあげられたことは、
現在のところ、一度もない。