2014年12月7日日曜日

自称・モテ女

母は、いつになく真剣な眼差しを私に向け、そして言った。
「あなた、モテるの?」
「うん、モテそうな気がする。・・・やっぱり、モテる!」
「まさか!」
「見くびらないでよ。結構実績もあるし、自信あるの」
「強がってモテる振りなんかすると、後で痛い目に合うわよ」


あれれ?
実際の会話とどこかが異なる。

さて、気を取り直して、もう一度。


実家に届いた30kgの米袋を前に、母と私は腕組みをしていた。
どうにか引きずってでも動かせないものかと、試しに手を伸ばした私を遮り、
母は、いつになく真剣な眼差しを私に向け、そして言った。
「あなた、持てるの?」
「うん、持てそうな気がする。・・・やっぱり、持てる!」
「まさか!」
「見くびらないでよ。結構実績もあるし、自信あるの」
「強がって持てる振りなんかすると、後で痛い目に合うわよ」

あれから一週間、米の袋は、今も実家の玄関に鎮座している。