2011年6月3日金曜日

夕焼け

今日の夕方、大学からの帰りに、電車の窓から見えた夕焼けは、見事だった。
居残り勉強をして、帰る時間を少しだけ遅らせてくれた学生さん、どうもありがとう。
いつもは長く感じる通勤時間、ありがとう。
往路では日焼けが気になる大きな車窓、ありがとう。


夕焼けと言えば、学生時代にこんなことがあった。

当時は今ほどにメールが普及しておらず、大学付近で一人暮らしをしていた私にとって、
家族との連絡は、もっぱら、手紙、郵便屋さんに届けてもらう手紙だった。

ある日、「今日の夕焼けは綺麗だ!」と感動し、それを書いた手紙を家族に送った。
何ヶ月か経って実家に帰ると、家族が言った。
「同じ晩に、お母さんも『今日の夕焼けはとっても綺麗だったわ』って言ってたよ。
離れていても同じものを見ていたんだね」
その時には既に、
どんな夕焼けだったのか、いつのことだったか、そもそもそんな手紙を書いたのか、
すっかり忘れてしまっていた。
それでも、何だか嬉しかった。

今日の夕焼けも、同じように、どこかで、誰かが眺めていたのかな。