最近、新しい趣味が出来たことに気付いた。
それは、「ブログの推敲」だ。
たまに、脈絡もなく突然に、かつて書いたものを読み返したくなる。
対象となる投稿は、つい最近のものだったり、だいぶ前のものだったり、
そのときの思いつきにより異なる。
読み返してみると、「てにをは」やら句読点やら、誤字脱字の修正をしたくなる。
興に乗ると、話の筋道にまで手を入れ始めてしまう。
投稿一つ一つの公開前に、推敲くらいしておいたら良いのに、という考え方は、
これを、作業効率を向上すべき仕事として捉える場合にのみ、成立する。
しかし、ここで言う推敲は、飽く迄も趣味、
すなわち、仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしている事柄なのだ。
句読点の打ち方一つで、様子がずいぶん変わることがある。
そんな時、「てんで大違い」って、こんなことかしら、とほくそ笑む。
ひと月以上も遡って投稿をこねくり回しているうちに、結末まで変わってしまうことがある。
そんな時、「この変更は、誰も知ることのない、私だけのもの」という気がする。
人ごみの中で、無防備に宝物を晒していても、誰一人それに目を留めることさえないような、
そんな錯覚に陥る。
新しい趣味、これもやはり、これまでの趣味(*)と同様、
履歴書にも書けないし、人に胸を張って言うこともできない。
こんな、小っ恥ずかしくも非生産的な行為に夢中になって、さんざん時間の無駄遣いをした後、
なぜか不思議な爽快感を味わう。
青春って、こんなことを指すのだろうか。